今回のワークショップは、この夏に海外体験（短期留学、海外ボランティア・インターン、スタディツアーなど）に飛び出す予定の大学生、社会人を対象に、その体験をただの自己成長や外国語習得ではなく、未来の地球社会につながる「地球市民（グローバル人材）体験」に変え、より深い、未来へ続く学びとしてもらうことを目的に開催しました。
この日のプログラムは朝10時から午後6時までの8時間。
フィリピン、イギリス、インド、ウガンダ・・・様々な目的で、それぞれの地へ渡航予定の参加者の方が集まりました。
研修では、海外に出る自分の軸を創るワークショップや、様々な海外体験をする仲間とのダイアローグ、そして未来を創るコーチングセッションなどを通じて、自分とつながり、周りとつながり、社会とつながる…ということの大切さ、価値を海外体験前に実感いただきました。
最後には、事後研修までに自分たちはそれぞれどうなっていたいか、このメンバー全体としてどうなっていたいか、そして自分たちがそれぞれ所属しているコミュニティに対してどう働きかけたいか、を共有し、参加者全員で意識を合わせました。
次に全員で揃うのは、事後研修の9月２２日（日）。 それぞれがそれまでに海外での体験をし、それを通じて見つけた自分、周りの人々、そして社会に対する新しい視点などを持ち寄って、その先にある未来を見つめ、アクションにつなげていきます。
こちらでもそれぞれの体験の様子についてご報告する予定なので、ぜひ次の記事をお待ちください。
【参加者からの感想】
『8時間があっという間で、疲れたよりも話しまくれたことに対する充実感でいっぱいです。違うバックグラウンドの人々でも「この夏海外に行く」ということだけでこんなに強い関係を築けることに感動です。今日宣言したことを忘れずに１週間の調査を形あるものにして9月に絶対シェアします！』
『やはり不安は不安です（；；）怖いよーとなります。先輩方が「わくわくしている」とキラキラお話をされているとまるで別の人種なのでないかと思うくらい（笑）ただ、今日のワークショップで自分の想いについてお話させていただいたことで、また お話をきかせていただいたことで「多くの人がそうなんだ。同じ状況なんだ」と幾分ホット胸をなで下ろすことができました。自分を受け止め、今この瞬間の不安や恐怖心、モヤモヤも「あ〜、私また緊張してるんだな」と頭のどこかで認識できるよう、自分に対しても、他文化に対しても客観的な視点を保っていたいと感じました。最初の１週間は特に生きることで精一杯な気がしますが、実りある夏期休暇にできるようにがんばってきたいと思います。』
『一人じゃなくて、仲間がいる、という感覚で海外へ行けると思えるようになったのは今日の最大の収穫です。たくさん友達をつくって、いろんな文化に触れて、日本のこともたくさん発信していきたいです。』
キーワード
関連記事