Educators' Summit for SDG4.7 2019

About

Educators’ Summit for SDG4.7について

「私たちは今、未来に何をGiFTすることができるでしょうか?」

Educators’ Summit for SDG4.7は、SDGsに向かう志を育む場として、2017年から開催しています。

今回のテーマは、SDG4.7 × これまでの10年 ここからの10年 」です。

「グローバル・シチズンシップで世界をつなぐ」をミッションに掲げて、グローバル・シチズンシップ育成を実践してきたGiFTは、今年10年目を迎えました。

SDG4.7が掲げているのは「平和と持続可能性のビジョンに基づいた、態度、行動変容を目指す教育の普及」です。多くの教育関係者の方々が、ESD(持続可能な開発のための教育)、環境教育、開発教育、平和教育、国際理解教育、人権教育、グローバル・シチズンシップ教育、グローバル教育等、様々な教育を通して、その普及に取り組まれています。

主催団体であるGiFTが設立10年目を迎える中で、改めて、SDG4.7で繋がる方々と、これまで10年の変化、変容を振り返り、そこから見えてくる自分軸を踏まえて、これからの10年を対話する時間を共創したいと思います。

対面での開催だからこそ、この日、この場から生まれる、志と未来を共創できることを楽しみにしています。

参加申込

「持続可能な開発目標(SDGs)」とは?

2015年9月に、ニューヨーク国連本部にて、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が全会一致で採択され、2030年までに持続可能な社会を実現するための指針として、17の目標(ゴール)が持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)として設定されました。

“Educators’ Summit for SDG4.7” supports SDGs.

SDG4.7とは?

SDGsの中のゴール4『質の高い教育をみんなに』の項目7であるSDG4.7では、2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにすることを目指しています。

Message

開催挨拶
辰野 まどか
 一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT) 代表理事

2015年9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、2016-2030年の15年間で達成するために掲げられています。2015年に採択された時は、2030年は遠い未来に感じていました。
しかし今は、2021年3月、もはや達成まで10年を切っていることに気付かされます。この5年でも変化があり、SDGsの認知度は上がり、新学習指導要領の中でも「持続可能な社会の創り手」が明記され、教科書にもSDGsが掲載されるようになりました。

2030年、SDGsに掲げたゴールが全て達成されている世界を見ることはできるのでしょうか?
その世界を見るために、私たちは今、何ができるのでしょうか?

2017年から開催しているEducators’ Summit for SDG4.7では、SDG 4.7に関わる、ESD(持続可能な開発のための教育)やグローバル・シチズンシップ教育、国際理解教育、環境教育、開発教育など、様々な分野で活躍、実践されている方々が全国から集まり、未来に向けた教育を体験・共有してきました。

より良い未来作りに貢献する沢山の方々のより良い未来づくりへの思いとご一緒させていただきながら、GiFTでは、グローバル・シチズンシップ(世界をよりよくする志)育成を通して、地球志民プロセスと共にSDGs達成に向けての教育活動を推進しています。

そうした「志」と「創る」学びを得ることで、「持続可能な社会の創り手」育成に貢献できるのではないか。

その思いとともに、今年度は、文部科学省令和2年度「新時代の教育のための国際協働プログラム」において、日本各地、アメリカ、ブラジルの教員の方々とオンラインで繋ぎ、教育のビジョンを描き、児童・生徒が『持続可能な社会の創り手』になるための学習デザイン、カリキュラム案を創る事業に取り組みました。

「グローバル・シチズンシップ(世界をよりよくする志)」とクリエイティブ・ラーニング(創造的な学び)によって、一人一人の中にある思い・志と創造活動を掛け合わせることは、SDGs達成のチカラになると実感する経験を持つことができました。
今回のサミットでは、志と創造活動を掛け合わせてこられた方々の講演や分科会をメインに皆様とご一緒したいと思います。

今回はオンラインの開催となりましたが、オンラインだからこそ、出会い、繋がれる人たちがいることを嬉しく思います。
より良い未来を生み出すチカラを共に創造する時間をぜひお楽しみください。

Program

当日のタイムスケジュール
  • 13:30

    開場 受付開始

  • 14:00-14:20

    開会挨拶・アイスブレーク・主旨説明

    一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT) 代表理事 辰野 まどかプロフィール

    辰野 まどか
    一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT) 代表理事 

    17歳の海外体験をきっかけにグローバル教育に目覚める。大学時代に世界100都市以上を訪れ、様々なプログラムを通して、自らを実験台に、グローバル・シチズンシップを育成するグローバル教育を体験する。コーチング専門会社勤務後、米国大学院留学し、異文化サービス・リーダーシップ・マネジメント修士号取得。その後、米国教育NPOにおいてグローバル教育コーディネーター、内閣府主催「世界青年の船」事業コース・ディスカッション主任等を通して、世界各地で多国籍チームとグローバル教育を実践。 2012年末に(一社)GiFTを設立し、多様性の中から新たな価値を創りだすグローバルシチズンシップ育成推進のための活動を開始。 現在は「トビタテ!留学JAPAN」高校生コース事前事後研修やアジア7カ国を舞台にした海外研修等、中学・高校・大学・企業を対象としたグローバル・シチズンシップ育成に関するプロデユース、研修、講演等を行っている。 2016年より東洋大学食環境科学研究科客員教授
    2015年より「持続可能な開発のための教育(ESD)円卓会議」委員。
    2011-2015年 明治学院大学国際学部国際キャリア学科非常勤講師(Community Development-Service Learning-担当)

  • 14:20-14:30

    聖心グローバルプラザからのメッセージ

    聖心女子大学 現代教養学部 教育学科 教授 (グローバル共生研究所副所長) 永田 佳之氏 
  • 15:15-15:25

    参加型グループダイアログ

  • 15:25-15:35

    休憩

  • 15:35-16:00

    講演 「新時代の教育のための国際協働プログラム×クリエイティブラーニングとは」

    一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT) 木村 大輔 氏 プロフィール
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 前川 マルコス貞夫 博士 プロフィール

    木村 大輔 氏
    GiFT理事 / ダイバーシティ・ファシリテーター / グローバル教育プロデューサー / 調査・研究統括

    ⻘森県弘前市出身。県立弘前高等学校、日本大学文理学部卒業。在学中ケン ブリッジ大学に留学、日英外交史を研究。 国立⻘少年教育振興機構、外資系金 融機関勤務を経て、オックスフォード大学外交政策修士課程、オーストラリア国立大 学公共政策大学院を修了。コンサルタント/研修講師として国際理解教育や開発 教育、開発援助プロジェクト立案、海外市場調査、地方公務員として観光/地域 振興事業に従事。その他、内閣府⻘年国際交流事業やユネスコESD世界会議 ユースコンファレンス等のファシリテーターを務める。GiFTでは、グローバル・シチズンシップの育成に向けた場づくり、カリキュラムや学習デ ザイン、学習評価とSDGs&教育のインパクトに関する研究、発信を行っている。 ア ジアソサエティ(ロックフェラー財団)「アジアにおける21世紀型コンピテンシーの推 進」研究プロジェクトの日本代表研究員をはじめ、ユネスコバンコク事務所主催の国 際会議やアジアの教育サミット「Bett Asia Leadership Summit」などの国際会 議、教育新聞の連載、学研『SDGs x Gakken』機関紙などを通して広く発信。

    前川 マルコス貞夫 氏
    慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 専任講師

    ブラジル・サンパウロ出身。1996年サンパウロ州立総合大学卒業。1997年 に来日、グラフィック、エディトリアル、広告デザイナーとして活動。2008年KMD に入学、2010年修士課程修了、2016年博士号取得。初等・高等教育向 けのICTとデジタルメディアを活用したグローバル教育について研究する。 教育プログラムの企画、教育機関や国際機関と連携したプロジェクトの運営を 務める。グローバル社会、ダイバーシティ&インクルージョン、メディアが交わる分 野に関心がある。

  • 16:15-17:05

    分科会

    分科会①
    「『持続可能な社会の創り手』×メーカー教育/クリエイティブラーニング〜意識と行動変容をもたらす教育〜(国内研修報告)」

    弘前大学教育学部附属小学校 教諭 八嶋 孝幸 氏 (図工)
    埼玉県立春日部女子高等学校 教諭 高橋 晋一 氏 (英語・総合)

     

     

    分科会②
    「『持続可能な社会の創り手』×メーカー教育/クリエイティブラーニング〜意識と行動変容をもたらす教育〜(海外研修報告)」

    Ms Stephanie Hayden, Dillard High School(アメリカからの参加者)
    Ms Marcia Nobue Sacay, Pioneiro Educational Center(ブラジルからの参加者)
    船橋市立葛飾中学校 教諭 杉田 茜 氏 (美術・総合)
    調布市立多摩川小学校 教諭 門野 幸一 氏 (5年生)

     

     

    分科会③
    「『持続可能な社会の創り手』育成に向けたスクールリーダーの役割」

    枚方市立招提北中学校 校長 山本 俊夫 氏
    奈良市都祁小学校 教頭 岸下 哲史 氏

     

     

    分科会④
    SMALL WORLDS「学外で創造性を育む新たな取り組み(仮)」

    SMALL WORLDS 教育委員会 竹村 真紀子 氏プロフィール
    SMALL WORLDS 教育委員会 羽根田 智子 氏プロフィール

     

    SMALL WORLDS 教育委員会

    竹村 真紀子 氏

    「世界のどこにいても自分の能力を開花させ、たくましく生きていける子供を育てる」ことをミッションに2009年にIWCJ財団(http://www.iwcj.org/) Little Ambassadors programを立ち上げ、小学生を対象として70カ国以上の大使館とグローバル教育、様々なプロジェクトを行う。保護者向けには「子供の考える力推進委員会」「STEM教育推進委員会」などGlobalな視点で子育てを考えるママ達のネットワークGlobal Moms Networkを運営。財団の活動をさらに広げ、2020年3月に有明でエデュテイメントテーマパーク「SMALL WORLDS」をオープン予定。教育プログラムを担当し、テーマパーク内の【WORLD LAB】で「実行」と「貢献」をテーマに小学生から大学生までが様々なプロジェクトを行う「GACHI PROJECT」を行う。 政府機関で90カ国からの企業派遣生への日本のビジネスシステムの講義を担当し、企業・行政で「段取り力向上研修」「ファシリテーション研修」を行うなど、子どもから大人までの育成に携わっている。 東洋経済オンラインにて「グローバル接待の作法」を連載。 https://toyokeizai.net/category/global-settai

    羽根田 智子 氏

    人々の学びや成長を支援する活動を通じて未来創りのお役に立ちたい!” その一心で教育業界に身を置いて、高校生の交換留学、プログラミング教材やロボコンの企画運営などに携わり、15年が経過中。グローバルな社会で生きる力をつける学びの提供や支援を通じて貢献すべく、パッションを持って活動中!
    NPO法人WRO Japan 理事 http://www.wroj.org/
    国際ロボコン、WRO(World Robot Olympiad)は、小中高校生向けにSTEM教育の機会を提供しています。
    JWLI フェロー http://jwli.org/

    分科会⑤
    「海外とオンラインでつなぐSDGs×共創型の学びの場づくり」

    一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT) 辰野 まどか 氏、相川 千絵 氏
    東洋大学 Diversity Voyage 参加者 

     

     

  • 16:50-17:00

    休憩(休憩時間終了後メインルームへお戻しします)

  • 17:00-17:20

    振り返り & グループダイアログ

  • 17:20-17:30

    終わりに

  • 17:30

    終了

Outline

開催概要 
日時 2021年3月14日(日) 14:00〜17:30(サミット)
会場

オンライン(zoomを使用します)
※お申し込みをいただいた方に後日アクセスURLをお送りいたします。

参加費

無料

主催 一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)

〒141-0021 東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前ビル2F
Tel: 03-4577-6767 Email: info@j-gift.org 

協力 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科

Registration

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【分科会について】
・分科会の選択は先着順となります。
・各分科会とも定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。
・定員に達した分科会は希望を選択できない場合がありますこと、ご了承ください。
・申込受付は3/12(金)19:00に締め切せていただきます。

お問い合わせ
(一社)グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)
Tel: 03-4577-6767 E-mail: info@j-gift.org
© Educators’ Summit for SDG 4.7