「Diversity Voyage」8期の事前研修を行いました
2018年1月20日、東洋大学白山キャンパスにて『Diversity Voyage』8期の事前研修を開催しました。春休みの今回は、マレーシア(2コース)、カンボジア、フィリピン(2コース)、ラオスの4カ国6コースが催行決定。東洋大学全学部生を含め、全国17大学からの参加者が集まりました。
▼共創・社会参加型の短期海外研修「Diversity Voyage」について
当日の午前中は8期生全体での集合研修を行いました。「グローバル・シチズンシッププログラム」である『Diversity Voyage』について、辰野からのメッセージを聞き、その「グローバル・シチズンシップ」とは一体どのようなものなのかを仲間と探るワークに取り組みました。緊張の表情を浮かべながらも、約100名の仲間との新たな場がスタートです。
『最高のDiversity Voyage 8期』をイメージする時間では、「コースを超えて思いを共有できる関係になりたい」「また会いたくなる仲になりたい」など、8期全体のつながりを大切にしていきたいという想いが共有され、わくわくとした期待を胸に、徐々に仲間と繋がっていく姿が見られました。
午後はコースごとに分かれてグループ研修です。『Diversity Voyage』で大切にしているチェックイン(今の気持ちの共有)で、「一緒に現地に行くみんなの顔が見れて良かった。」「自分がなじめるか不安です。」「まだすごく緊張しています。」など、自分の気持ちを言葉にすることからスタートしました。
続いて、同行するファシリテーターや仲間の人生の物語を聞く「多様性ダイアローグ」です。どのような仲間と研修を共にするのかを徐々に知るきっかけとなり、安心した表情も増えてきました。目の前にいる仲間、現地で出会うメンバー、そして彼らの暮らしに思いを馳せながら、9日間の現地プログラムへ向けた自分の思いを言語化していきました。仲間の発言を聞くことが自分自身への問いかけにつながり、プログラム参加に向けた自分のチャレンジや目標に向き合い、お互いに学び合う密度の濃い時間となりました。
また、事前研修には毎回、過去の参加者(ex-Voyagers)もボランティアとして関わってくれています。参加者であった過去の立場とはまた違う視点でDiversity Vogyageを見つめ、参加時期やコースを越えた新たなつながりが生まれました。スタッフ・参加者皆で8期を作り上げる場となり、Diversity Voyage 8期のキックオフが幕を明けました。
<事前研修を終えた8期生の声>
「自分たちは何のためにここに集まり、なぜそこに行くのかを見つめ直すことができ、更にやりたいこと、なりたい自分を見つけられたと思います。」
「このプログラムに参加することの責任の重さを感じるとともに、本当に自分が求めていることがここにあるなと感じました。」
「同じ国に住んでいても色々な意見があって、一人一人の考え方の違いはおもしろいと思いました。」
「それぞれ出身や人生経験が違ったけれど、共通する感情があった。同じ目標を持ったチームで楽しく元気に活動したい。」
Diversity Voyage 8期は、2018年2月8日からのクチンコースを皮切りに、マレーシア・クチン(フードコース)、カンボジア・プノンペン、フィリピン・セブ、ラオス・ビエンチャン、フィリピン・セブ(教育コース)と続いていきます。