東洋大学×GiFT Diversity Voyage 8期の事後研修を実施。

2018324日(土)、東洋大学白山キャンパスにて共創・社会参画型の短期海外研修『Diversity Voyage』の事後研修を行いました。8期目となる今回のDiversity Voyageでは、東洋大学を含め全17大学の参加者が集まり、2~3月中に4ヶ国6コースの短期海外研修に挑戦しました。

【2018年春の『Diversity Voyage』開催国とテーマ】

開催コース テーマ

クチン
(マレーシア)

多文化共生の都市クチンが「City of Unity」と呼ばれる隠れた秘密を探る
プノンペン
(カンボジア)
教育イベントを実際に企画、運営し、カンボジアにスポーツの価値を広める
クチン・フード
(マレーシア)
多文化共生の都市クチンのリアルを体感し、世界をよりよくするグローバル・シチズンフードを開発する
セブ
(フィリピン)
自分自身、チーム、グアダルーペ村の子ども達がワクワクするOne Dayワークショップを企画・実施する
ビエンチャン
(ラオス)
ラオスの村の魅力を伝えるため、自分たちができるアクティビティを考える
セブ・教育
(フィリピン)
世界をよりよくする英語教育とは何かを現地の先生方と探求する

 

当日の午前は同じコースに参加者した仲間とファシリテーター2名と共に、改めて現地での様子を振り返る時間をとりました。プログラム参加前後の自分の変化を数値的観点から分析するセルフアセスメント分析や、各々にとってのDiversity Voyageの共有を行い、体験の言語化に取り組む時間となりました。

午後は8期の参加者と7期までの既参加者、合わせて100名以上が会場に集まり、自分が参加したコース以外の仲間と繋がっていきました。仲間との体験共有後には、「『自分をどうしたいか』と『相手をどうしたいか』の二つを深く考えていた9日間だったことが、違うコースの人とも共通していた」「英語も含めて自分の意見が伝わらなかった時の乗り越え方が似ていた。ジェスチャーを使ったり、ノートに書いたりして伝えていて、自分の想いを伝える手段をうまく使っていたところが共通していた」などの発見が共有されました。

  

そして、『Voyager(Diversity Voyageプログラム参加者)として、身近な仲間やコミュニティにGiFTできること』をテーマに、参加時期・コースの枠を越えて新たな仲間とアイデアを出し合いました。グループで模造紙を囲みながらアイデアを形にしていく彼らには様々なリーダーシップの形が見え、日本国内での活動や、海外の参加者も巻き込んだ企画、そして既に動き始めているプロジェクトを運営する仲間を募集する声かけも聞こえました。

  

最後は会場全体で円になり、自分の未来へ贈りたい言葉を宣言。事前・事後研修と9日間の海外研修で感じた自らの可能性を未来へと繋ぐ温かいエネルギー溢れる場となり、Diveristy Voyage 8期が幕を閉じました。


<事後研修を終えた8期生の声>

Diversity Voyageというひとつの共通点で、すぐに仲間になれる。繋がりの大切さに気づいたことが特に印象に残っています。

・未知の体験を恐れるか、好奇心に変えるかは人それぞれ。でも後者の方が、明らかに人生が充実すると思います。

・他国の参加者のストーリーテリング(プログラム中のアップダウンの共有)を聞けて、他のコースにも参加したくなるようなワクワクした話が聞けた。皆が自分を見つめて、新たな1歩を踏み出し始めたんだなと思いました。

・周囲の人の顔つきに変化を感じた。初めて会った時と同じ場所で(最後に)円をつくったら、今日と以前との変化を感じた。

・他のプログラムの人と話をして、今後このメンバーとやりたいことが具体的に出たので実現させたい。

・現地で強く感じたことは特に意識していなくても頭の中に常にあって、それだけ考え方を変える大きな経験をできたんだなと改めて実感した。


◉2018年1月21日実施 Diversity Voyage 8期 事前研修の様子はこちらをご覧ください。