「Diversity Voyage」9期の事後研修を実施しました。
2018年9月30日、東洋大学白山キャンパスにて、共創・社会参画型の短期海外研修『Diversity Voyage』9期の事後研修を行いました。この夏に開催したDiversity Voyageは、新たなパロ(ブータン)コースが仲間入りした6カ国6コースで、東洋大学の全キャンパスから約120名が参加しました。
【2018年夏のDiversity Voyage開催国とテーマ】
開催コース | テーマ |
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バリ(インドネシア) |
ブミ・セハット助産院が持続的に経済的な自立を果たすためのソーシャル・ビジネスプランを考え、ギフトする |
セブ(フィリピン) | ラフーグの子ども達がワクワクするOne dayワークショップを企画・実施一人ひとりがチェンジメーカーとして何ができるかをワクワークにギフトする |
クチン(マレーシア) | 多文化共生の都市クチンのリアルを体感して世界をよくするグローバル・シチズンシップ・フードを開発する |
パロ(ブータン) | ブータンの子供たちが、現地コミュニティが抱える問題に向き合うための環境教育ワークショップを企画・運営する |
プノンペン(カンボジア) | 教育イベントを実際に企画、運営し、カンボジアにスポーツの価値を広める |
ビエンチャン(ラオス) |
エコ・ツーリズムに即し、村でのホームステイを含めた1泊2日のプログラムを提案する |
研修前半は同じコースを共にしたメンバーとの時間をとり、プログラムの前後で自分がどのような点で変化したのかや、自分にとってのDiversity Voyageとは何だったのかを考えました。Diveristy Voyageでの体験を通して、「【参加】ではなく【参画】という姿勢に変わった」「やっとスタートラインに立つことができた」「敢えて失敗できた大切な場だった」など、皆それぞれの言葉で9日間の体験を表現し、振り返りました。
後半は大教室に集まり、参加コースの枠を越えて9期全員が繋がる時間です。自分が参加していない他のコースでどのような活動を体験し、日本人の仲間や、現地の仲間とどのような会話を交わし、そこにどのような物語が生まれたのか。限られた時間の中で体験談を語り合うVoyager(参加者)の熱気で会場が包まれました。
この日は台風が接近していたこともあり、お昼過ぎまでの研修となりましたが、過去の参加者が中心となって1〜9期のVoyagerが集まる同窓会の場を企画中です。同窓会の様子もぜひお楽しみに。
<事後研修参加者の声>
・違うコースに参加した人たちと経験をシェアしたこと。そのコースだからこその経験や得たものを考えたことから、また改めて自分のVoyageを見つめなおすべきだと思った。それと同時に同じ気持ちになったこと共感できる部分も多くあり、もっともっと時間をかけてシェアしたいと思った。
・参加した国や内容は違っても、同じ場所で悩んだり、感動するところがあってそれぞれ濃い時間を過ごしたのだと感じた。人は熱意を持っていればその可能性を無限に広げることができるのだと思った。
・久しぶりに皆に会えて、皆変わろうとしているのが伝わってきた。他コースの人が感じたことを聞いたり知ったりして、多くの人が自分の成長を感じていた。