JICA地球ひろば主催『国際理解教育/開発教育指導者研修』前半研修を開催しました。
GiFTが運営事務局を務めさせていただいている、JICA地球ひろば主催の『国際理解教育/開発教育指導者研修』前半研修が8/9(日)と8/16(日)の2日間で開催されました。
今回のテーマは「私たちと世界のつながり 〜持続可能な社会のジブンゴト化〜」。
多数の応募の中から選ばれた全国の小学校・中学校・高等学校の先生24名が、前半研修で授業づくりについて見識を深め、日本国際理解教育学会の後援を得て学習指導案を作成、各学校にて授業実践をし、その後報告も含めた後半研修を行います。
今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、前半研修は対面ではなくオンラインでの開催となりました。
前半研修1日目では、日本国際理解教育学会のアドバイザー先生方による講義・ワークショップによって、指導案の土台となる国際理解教育/開発教育に対する理解を深めました。さらに事前課題であった他の指導案についての良い点や課題について小グループで意見交換をしました。
そして2日目は、参加者が自身の指導案作成のための骨子(大枠)を作成し、それを小グループに分かれてお互いに発表、それぞれについて質問や気づきを伝え、学び合う場となりました。
両日とも、GiFTダイバーシティ・ファシリテーターの木村が全体のファシリテーションを担当し、参加者からの積極的な発話により気づいたことや、授業をつくる上で大切なポイントついてより多面的に捉え、深めていく時間を作りました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大による休校の影響で、教育現場では学習の進度調整や日々の感染対策、年間予定の大幅変更など、異例の対応が続いています。
そのような状況の中でも国際理解教育/開発教育に価値を見出し、日頃から努力されている参加者の先生方。一人ひとりがとても熱心に参加されていて、全国の仲間とつながりたい!という想い、そして積極的に情報交換をしながら授業をつくっていく姿はとても頼もしく感じました。
今回の前半研修を経て、参加者の皆さんがどんな指導案を作られるのか、今からとても楽しみです。 2021年2月の後半研修は一部一般公開も予定しています。今後もご注目ください。