国際教育夏季研究大会(SIIEJ2020)分科会を担当しました。

9月2日〜4日にわたり、コロナ禍における国際教育の展望について大学教職員らが意見交換をする『<国際研究コンソーシアム>国際教育夏季研究大会(SIIEJ2020)〜新型コロナ禍と国際教育の将来像〜』が開催されました。基調講演や分科会が開催される中、GiFTシニアダイバーシティ・ファシリテーター鈴木大樹と代表理事の辰野まどかが、東洋大学国際部長 高橋清隆 氏とご一緒させていただきました。

「国際フィールドワークの実践と地球志民育成」をテーマとした分科会では、GiFTが2014年から東洋大学とご一緒している共創・社会参画型の短期海外研修『Diversity Voyage』の存在意義や価値について、大学側やプログラムに同行するダイバーシティ・ファシリテーター、そして参加者の視点から紹介させていただきました。

高橋部長からは、7年前のGiFTとの出会いからお話いただき、プログラムについても「学生は次につながるエネルギーをもらって帰ってきているのではないか」「帰国して楽しかったで終わりではなく、Diversity Voyageは、参加者の人生の“始まり”だと思っている」と共有いただきました。

今回、Diveristy Voyageの過去の参加者3名からもお話をいただきました。
Diversity Voyageへの参加をきっかけに何度もフィリピンに戻って現地で就職、その後も貧困問題解決のために活動を続けている大野さん▼

プログラム後に自身の地元・米沢市に貢献したいという思いに気づき、在学中に仲間を集めて地域活動プロジェクトを実施してきた高橋さん▼

プログラムで自分を見つめ直すことを学び、命や人権・健康に貢献したいという思いからインドの女性差別問題をテーマに留学、現在もインドで勤務しながら現地の方々とともに生活する竹田さん▼

Diversity Voyageへの参加後、新たに人生を切り拓いている姿を見せてくださいました。

海外の現場を五感で学び・体験する「Diversity Voyage」。現在はオンラインでもプログラムを展開していますが、分科会参加者の皆様からも様々なご質問をいただきました。

GiFTは今後もみなさまと協働しながら、「世界をよりよくする志」をもつ地球市民育成に向けて前に進んでいきます。この度は貴重な機会をありがとうございました!