「オンラインを通した学習活動」をテーマにセミナーを行いました。

JICA東京と埼玉県立教育総合センターは連携事業の一環として、長年、定期的な情報・意見交換の場を持ちながら、人的交流や研修を行ない、国際理解教育や国際協力の充実、埼玉県におけるグローバル人材育成をともに推進されてきました。

今回はその定例会において、「オンラインを通した学習活動」と題して、GiFTダイバーシーティ・ファシリテーターの木村大輔がセミナー講師を担当しました。

まず木村から導入として、GiFTが行なっているグローバルシチズンシップ教育、新学習指導要領のキーワードである「持続可能な社会の作り手の育成」や「SDGs教育」が目指しているところについてお話をしました。

また、今回のオンラインセミナーでは、オンラインでもどのような学習活動ができるか、いかに学習者の変容を導けるかを考える入り口として、参加者自身にオンラインを活用したグループアクティビティやツールを体験していただきました。

限られた時間でしたが、参加者はアクティビティを通じて、「お互いを知ること、アイディアを自由に共有すること、新しいものを生み出すこと」を体験し、オンライン学習活動の可能性の広がりも実感していただけたようでした!

今回のオンラインセミナーを通じて、JICA東京と埼玉県立総合教育センターのさらなる協力・協働に向けてのアイディアも多く出されました。



<参加者の声(一部抜粋編集)>
• 小グループで話し合えたことで、意見が出しやすかった。
• JICA東京と総合教育センターの参加者同士がお互いをこれまでより知ることができて、より親近感が湧き、次回お会いするのが楽しみになった。
• 国際理解教育を通じて、生徒たちの人生転機のきっかけや気づきを生むような場を作ることや、子どもたちが新しい世界に踏み出したり、生徒が行動を変えられるようなことをしていくことが、大事なのだと思った。