兵庫県立兵庫高校は「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定を受けており、その一環として、創造科学科1年生の40名を対象にSDGsカードゲームを実施しました。
5月にしては蒸し暑い気候の中、少し緊張した表情で集まってくる生徒たち。
まずは、プログラムを担当するGiFTダイバーシティ・ファシリテーターの猪口から、SDGsの概要とゲームルールの説明をしました。
そしてゲームが始まると、緊張気味だった生徒たちの熱気が一気に高まりました!
実際にカードゲームを体験し、最後の振り返りでは、「SDGsの本質とは何ですか?」という問いに対して、
「お金持っている人でも持っていない人でも誰でも参加できることが、できることが本質だと思った。」
「はじめは損か得かだけで動いていたけど、他の人と協力するようになると、損したけど最終的に到達できて嬉しかった。これがSDGsだと思った。」
という感想が共有されました。
このあと各グループで、SDGsのテーマに沿った課題で探求活動を行う導入として「SDGsを体感し理解した上で、その後の学びに繋げていく」という目的でお声かけいただいた今回のワークショップ。
この導入授業から繋がった彼らのグループワークで、どのような発表がなされるのか楽しみです!
<生徒からの感想>
・みんなが体験できることじゃないから、学んだことを、他の人に広げていく責任があるのではないかと思いました。
・現状と目的を明確にした上で、行動していくことが大切だと思った。適度に責任を持ちながら進めていくことが大事だと思った。
・一人一人がSDGsに関わっている人だと自覚することが大事だと思った。
▼GiFTが行うSDGsワークショップについてはこちら
http://j-gift.org/service/lecture-workshop/sdgs-game/