国際教育研究コンソーシアム主催「SIIEJ2021〜国際教育交流の新しい展開と価値の創造〜」で分科会を担当しました。

10/23()に国際教育研究コンソーシアム主催「SIIEJ2021〜国際教育交流の新しい展開と価値の創造〜」において、GiFTで分科会を担当しました。 

「海外体験を経験・学びに変える事前事後研修とは何か」をテーマに、留学や海外派遣・海外研修の体験や学びを、より価値のあるもの、より未来につながるものにするための、出国前の「事前研修」、帰国後に行う「事後研修」について深めていきました。

海外体験の「事前・事後研修」は、9年前のGiFT設立当初から重きを置き、数多く実施してきました。GiFTの地球志民プロセスを踏みながら、「マインドセット」「深い対話と振り返り」「学びの価値化」をコンセプトに、中学〜大学など様々な教育機関や自治体のプログラムで実施しています。

体験談として、トビタテ!留学JAPAN高校生コース出身のよし君、東洋大学とのDiversity Voyage出身のみかちゃんにインタビューさせてもらいました。二人のおかげで、その価値、意義をより深めることができたと思います。

分科会には100名を超えるエントリーがあり、国際教育で必要とされていることを改めて感じました。

 

<国際教育に関わる先生方、教育関係者の方々からの声>

・今回は貴重なお話をありがとうございました。登壇してくれた学生たちの話もとても心に残りました。事前事後研修を通して人生を成長していけるサイクルに持続的に意識的にしていけることに共感しました。私もこれからも学生へのアプローチとしてそれらを大切にしていきたいと強く感じました。

・お話いただいた内容の全てが学びとなりました。中でも「事後研修は、未来に向けての事前研修」というワードがとても印象的でした。また、「ストーリーベースドラーニング」という手法で、課題ではなく自分に向き合う、というのは、本学の海外研修プログラムに取り入れるとよいのではないかと思いました。

・鈴木様のあたたかく聞いて、つきはなすというスタンス、大変共感したところです。サポートの度合いは学生それぞれによって異なると思いますが、まずは相手の気持ちを聴くことを大事にしていきたいと思います。

・ご登壇くださった学生さんの声は、大変参考になりました。コンフォートゾーンの外にでることはとても勇気のいることだと思いますが、覚悟を持って外へ出て、そこでの活動がとても充実していることが伝わってくる発表でした。

・事前・事後研修で180度かわった経験や、WHYの深堀など、時に苦しい経験をしている時の共有もあったかと思います。自分と向き合うことは、とてもエネルギーのいることですが、その貴重な経験を共有してくださり、感謝しています。

・「事前・事後研修」に対する新たな認識を得られました。「事後研修」は振り返りだけでなく、未来に向けての事前学習である、というお話は目から鱗でした。