辰野がグローバル人材アドバイザーを務める「NICグローバルユースデー2022」が開催されました。
3月5日(土)に、代表の辰野がグローバル人材育成アドバイザーとしてご一緒させていただいている(公財)名古屋国際センター主催の「NICグローバルユースデー2022」が開催されました。
東海地域で活躍する12のユース団体が、SDGsや多文化共生、国際交流、サステナブルビジネスやフェアトレードなどの活動を発表し、学び合う1日になりました。
今回辰野は、ゲストであるソーシャルメディアクリエイターのFumiyaさんの人生の物語を引き出す役として、登壇させていただきました。SNSのフォロワー数がなんと500万人というFumiyaさん。しかも、そのほとんどがフィリピンの方で、「フィリピンで一番有名な日本人」としても注目されています。Fumiyaさんには、人生のアップダウンをシート(GiFT Curve)に書いていただき、その冒険に満ちた前向きな人生に驚くばかりでした。
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中学生の時に社長になりたいと決意し、その後人脈作りのために、一流ホテルのベルボーイとして働き始める。そこで、「社長」のお客様に多く出会い、自分の夢に「数字を入れること(いつ、どれくらい、どこでなど)」を学ぶ。そして、2020年に世界で通用するアパレルブランドを立ち上げることを目標に、単身でフィリピン・マニラに留学。そこから、家族への生存確認のために発信していたYouTubeが、フィリピンで1000万回再生を獲得するほどになり、ここにチャンスを見出す。
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キラキラとした人生のようですが、よく聞くと、とてもストイックに、自分の夢の達成のために努力をしていて、YouTuberの仕事も他のアルバイトをしたらそちらに甘えてしまうからと、極貧生活を送りながらも、必死に編集、発信をしていたとのこと。そうした活動を続けている中で、フィリピンの人気番組のオーディションで10万人の中から選ばれ、フィリピンで芸能生活がはじまったのだそうです。その先でまたチャレンジングな出来事に出逢いながらも、「一人で高級焼肉を食べるよりも、仲間とハンバーガー食べている方が楽しい」と気づき、今は人のためになることを皆で楽しんで活動していく、と決めたのだとお話してくださいました。
Fumiyaさんはフィリピンへの貢献活動や、浜松市の観光大使なども行い、今はフィリピンと日本の架け橋になるための事業をスタートされています。
「自分は運がいい、と何度もおっしゃっていましたが、なぜそう思えるのですか」という参加者からの質問に「運は、行動の先にしかないと思っている。順番としては、行動しているから運が良くなるんです。だから自分は行動しているから運がいいと思えるんです。」と答えていました。
一歩踏み出したい、もっと発信したい、もっと繋がりたい、と思っている若者たちをパワフルに、エンパワーしていました。
東海ユースの発表もあり、たくさんの刺激をもらった1日でした。
関係者の皆様、ありがとうございました!