株式会社Gakkenの教科書「みんなの道徳・保健」の編集協力をしました

GiFT理事/調査・研究統括の木村が、SDGsの視点から内容を監修・協力していた株式会社Gakkenの教科書「新版 みんなの道徳」と「新・みんなの保健」が採択、出版されました。

道徳と保健の教科は、SDGsの目指す世界と共通する視点がたくさんあります。この2つの教科は、主に自分に関することや自分と他者・社会に関することから学ぶ教科で、ウェルビーイング、公正な世界、不平等や地球環境問題、そして感染症や公衆衛生といったテーマがたくさん扱われています。

道徳ではこうしたテーマから、自分は何を思うのか、相手の立場だったらどう感じるのか・・・という視点を深く問うような内容であり、保健では心の健康や病気の予防とともに、心身の健康や社会のウェルビーイングについて学ぶような内容になっており、実はSDGsの目指す「誰も取り残さない世界」の実現に関わる、個々の価値観やジレンマを扱うような問いで溢れています。

これまでGakken「道徳ジャーナル」の連載を通して、道徳とSDGsの関連性やSDGsの実践事例について紹介しており、今回は教師用指導書にも寄稿しています。

教科書を通してより多くの子どもたちが答えのない問いに向き合ったり、理想の自分や社会創りの担い手になってくれればと願っています。

各教科書については以下のリンク先(学研 教育ネット)をご覧ください。

「新版 みんなの道徳」
「新・みんなの保健」