【レポート】GiFT×立命館高等学校のDiversity Voyage in ルアンパバーン(ラオス)を実施しました!

この春、立命館高等学校グローバルラーニング(GL)コース研修旅行の1コースとして実施されたDiversity Voyage。
テーマであるサステナブルツーリズムの探究のために観光地を訪れ、村で伝統的な生活を体験し、様々なストーリーテラーから話を聞くことで15人の生徒は学びを深めていきました。
GiFTがその学びに伴走し3月の中旬に無事に終了したプログラムの様子を今回はレポートします。

ラオスの高校生と大学生がプログラムに参加し、5日間共に過ごす中で互いから学び合うことが特徴のこのプログラム。

初日はそんな現地メンバーとの出会いを経て、サステナブル・ツーリズムの第一人者であるGreen Discoveryの創業者・インティさんのライフストーリーや熱い企業への想いに触れるところからスタートしました。
その後、世界文化遺産である街の散策ではその街並みや寺院での発見があったのはもちろんのこと、立命館の生徒からは一緒に街歩きをした「現地学生の優しさに触れたことが嬉しかった」との声が多くあがりました。

翌日は、水牛の育成・繁殖の支援、乳製品販売を通じてラオスの地域社会に貢献する企業Laos Buffalo Dairyや、ラオス随一の美しさを誇るクアンシーの滝を訪れ、サステナブルツーリズムへの視点を様々な角度から探究しました。
そして織物を伝統にしている村を訪問し、ホームステイすることで現地の暮らしをどっぷり体験しながらラオスの魅力を探っていきました。
托鉢やはた織り、調理のお手伝いから家庭料理など全ての時間が文化体験で溢れていた村での滞在。
言葉の通じない村の人とも目を合わせてコミュニケーションをとったり、歌や踊りで繋がり合う生徒の姿が印象的でした。

最終日、短い時間ながらチームで取り組んだ発表ではサステナブルツーリズム視点でより良いラオスの未来のために、観光地で感じたゴミやマナー問題の改善案や、村の発展を目指すためその独自の魅力を発信していくアイディアが聞かれ、5グループからの発表がインティさんに届けられました。
発表後にインティさんからは「文化を保護することは沢山の取り組みが必要で、同時にバランスを考えることが大事。皆さんにはこれからも責任のあるツーリストの一人であり続けてほしいと願います。」と言葉が届けられました。

現地で沢山の人との出会いやチームメンバーとの発表を共創することで、今まで知らなかった自分や新しい価値観に出会った立命館高校の生徒たち。プログラム期間中は体験を自分の学びに繋げようと前のめりに取り組み、最後にはやりきった表情で完走しました。

みなさんのこれからの活躍を心から応援しています!