
【レポート】INPEX教育交流財団主催青少年国際交流事業の事前研修を実施しました!
INPEX教育交流財団が主催する青少年国際交流事業「ISF International Exchange Program 2025」が今年7月に初めて開催されます。
GiFTはこのプログラムで、プログラムデザインおよび実施運営を担当しています。

今回のプログラムでは、オーストラリアとインドネシアからそれぞれ5名の高校生が来日し、日本の高校生と出会いながら、10日間にわたって神奈川県鎌倉市、山形県鶴岡市、東京を巡ります。
地域の最前線で活躍するストーリーテラーとの出会いや、都市や地域の特性・歴史に触れることを通して、参加者たちは学びを深めながら、仲間同士の交流を深めていきます。
多様な価値観を持つ参加者一人ひとりが「よりよい未来をつくるために、私たちが大切にしていきたいことは何か」という大きな問いを持ちながら探究に向き合っていきます。

先日、プログラムに向けたオンラインでの事前研修が2回実施され、GiFTのダイバーシティ・ファシリテーターである相川がファシリテーションを担当しました。

1回目の研修では、INPEX教育交流財団事務局長・牛久様からの温かいウェルカムメッセージで始まりました。
自己紹介を通して、参加者の緊張が少しずつほぐれていく雰囲気が感じられました。
その後、相川から日本での研修スケジュール説明と研修中の大切な心構えについてを参加者に伝えていきました。
チームダイアログの時間では、3カ国混合のチームで「最高のプログラムにするために自分たちができることは何か」をテーマにしたブレインストーミングが行われ、仲間とプログラムへの具体的な想いを膨らませることができました。

2回目の研修では、各国のチームがそれぞれの国を紹介するプレゼンテーションを行い、アイスブレイクも兼ねてお互いの文化や背景について理解を深める時間を設けました。
その後はGiFT代表の辰野が登壇、訪問地や出会う予定のストーリーテラーに関する詳しい情報が共有され、参加者はさらにプログラムへの理解を深めていきました。
最後には、プログラム中に少人数チームで行動する探究活動についての計画を立て、それぞれのチームがオリジナルの活動プランを考案することで、共創の第一歩を踏み出しました。

研修を終えた参加者からは、
「振り返ると、新しい人と話すことに前より自信がついたし、チームメンバーにもだんだん慣れてきたと思う」
「国は違っても、趣味や興味、生活の習慣など意外と共通点が多いことに気づいた」
「これは学びの場だから、自分のコンフォートゾーンにずっといる必要はないと思えた」
といった声が寄せられ、早速仲間との出会いを楽しんでいる様子や、マインドセットに変化が生まれている様子がうかがえました。

本プログラムのスタートまで、いよいよあと1ヶ月。
これから対面で出会い、どのような学びが生まれていくのか、今からとても楽しみです!