明治学院大学にて海外派遣前の事前研修を実施しました。
7月4日(土)明治学院大学にて、「UNDP インターン/UN ユースボランティ ア海外派遣プログラムの事前研修」を行いました。国際機関に興味のある学生、UNDP(United Nations Development Programme, 国連開発計画)でのインターン やUNYV(United Nations Youth Volunteer, 国連ユースボランティア)の候補生が参加しました。
午前中はダイバーシティ・ファシリテーターの木村が、体験学習とカルチャーシ ョックについての講義をしました。客観的に自分を見つめ、今までの体験を振り返った学生は、様々なカルチャーショック体験をシェアしてくれました。その体験談を聞いた他の学生も、海外での生活やインターンシップ・ボランティアについてのイメージが徐々についてきた様子でした。
午後は国連での実務経験がある講師をお招きし、国連機関の全体像から具体的 な現地事務所での活動についてレクチャーしていただきました。実際に課題として出ることになるドキュメントの読み方を学んだ学生は、派遣先ですべきことが明確になり、徐々に質問の回数も増えていったのが印象的でした。現地で求められるスキルや評価のされ方などのアドバイスも受け、派遣前の不安が解消されました。
国連インターン以外の海外研修にも興味がある学生に対しては、木村が学生からの質問を受けながらアドバイスを行いました。「世界の文化に興味がある」という学生に対し、そのテーマを深掘りしながら『学びたいこと』や『なりたい自分を想像すること』について考えました。
今回の研修開始前と終了後では、学生達の表情がみるみるうちに明るく変わりました。また、大学、更には日本を背負って参加するという自覚が芽生え、海外生活に向けた準備が整ってきた様子でした。