Diversity Voyage in 浜松を実施しました。

3月28日より、4泊5日の国内研修「Diversity Voyage in 浜松」を実施しました。日系ブラジル人の数が日本で一番多い街・浜松を舞台に、フィリピン、ブラジル、ネパール等、外国ルーツを持つ浜松の高校生と、東京、広島、福井、そして地元浜松から集まった高校生が集まり、主に英語でプログラムが行われました。

参加者は、無償で外国ルーツを持つ子どもに勉強を”英語”で教えることに取り組む「浜松インターナショナルスクール」に携わる人々の思い、物語、そして参加メンバーの人生の物語を聞き合いながら、外国ルーツをもつ浜松の子どもたちのために、acceptanceやmotivation、connectionを生み出していく仕組みを創り上げました。

    

ブラジル総領事からお話を伺ったり、多文化共生に様々な形で関わるロールモデルとなる方々と出会い、真剣に対話と共感を重ねていきました。

また、合宿の中では、皆でフィリピン料理を作ったり、プログラム中に8カ国の料理を食べたり、参加メンバーの思い入れのある地域を訪れたり。様々なルーツを持つメンバーが、より良い社会づくりに向けて繋がっていくことが実感できる場でした。

    

日本の中だからこそ感じられる多様性を体感し、仲間と心から繋がった参加者たち。ここから始まる未来への可能性に、胸が熱くなるプログラムになりました。
       

<参加者の声>
16年間浜松で生きてきて拡げることができなかった視点がいきなり拡がってきた。浜松に関わらず、diversityについて貢献できるよう行動していきたい。

・勉強することは、自分を深めるためにあることだと分かった。みんなの経験や知識や夢がとても幅広いことを知って、自分もこれからもっと勉強したいと感じた。

・私はかなり人見知りで、よく初対面の人に、「怖い」って言われるから今回もみんなの輪に入っていけるか心配していたけど、このDiversity Voyageに参加している人々は全員参加する時点で、みんな多様性、「個」があった。だからそのそれぞれが今ではまとまって1つのチームとなっていることがすごく嬉しい。

・I think the most important concept of GiFT is knowing and accepting yourself. First, when I came here, I didn’t notice the value of my life story. So I could find a part of me here so far now on. I will try to give my best experience to help children have a dream and purpose of studying.

プログラムの様子は2017年4月1日の静岡新聞(西部版)に掲載されました。(静岡新聞社編集局調査部許諾済み)