SDGsの教員研修を担当しました。

SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)は、2015年に国連が定めた、経済・環境・社会を包摂する2030年のゴールです。開発途上国だけではなく日本も含めた先進国も、そして、市民社会のみならず経済界をも広く含めた取り組み目標で、いま世界の潮流を語るキーワードになりつつあります。

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7月26日、この内容をカードゲームで体感し、ダイアログで理解と学びを深めるワークショップを多摩市立連光寺小学校で先生方に対して行いました。

この小学校はユネスコスクールに認定されており、日本が世界でイニシアチブをとっているESD(Education for Sustainable Development/持続可能な開発のための教育)の最先端の取り組みをしているESDモデル校でもあります。毎日の勉強が教科を越えてどう繋がるのか、それらは地域社会の営みや、近くの森や川など生態系とどう関係していて、その活性化や保護にどう活かしていけるのかなど、学校運営の全体がESDを軸に組み立てられています。

   


生徒の成長を何よりも大切に、真剣に考える素晴らしい先生方に囲まれた時間。ESDやSDGsを、教育者として、あるいは一個人としてどう向き合っていくべきか、実践すべきかについて深くダイアログする場になりました。

<教員の方々の振り返りより>
・SDGsを理解することで、ESDで私たちが多摩地区で取り組んできたことが、実は世界と繋がっていることに改めて気づいた。早速そのことを生徒に伝えたい。
・自分の考え、行動、一つ一つが社会の未来に繋がっていることを常に頭におきながら、教員として生きていきたいです。
・高学年の子どもにも、ぜひ、この2030SDGsゲームをやらせて、視野を広げていきたい。
・振り返りをしていくことの大切さも実感した。様々な場面で、振り返りをしていきたい。
・社会、経済、環境のバランスの難しさ。子どもたちに世界の現状を知らせていきたい。
・学んでいることが、17の目標のどれとつながっているかを知ることで学びに価値づけをしていきたい。

   

SDGs、そしてESDを推進しているGiFTにとって、教員の方々へのSDGs研修は、とても貴重な機会となりました。
GiFTは今後も、2030SDGsゲームを通して、SDGsの普及に尽力してまいります。

◎SDGsゲーム・ワークショップについてはこちらをご覧ください。