1月20日、東洋大学のみなさんを対象とした、9日間の海外研修「Diversity Voyage」 の事前研修を実施しました。記念すべき10期目となる今回は、セブ(フィリピン)、クチン(マレーシア)、バリ(インドネシア)、プノンペン(カンボジア)の4カ国4コースの開催です。
午前中は代表理事の辰野が、これから始まるDiversity Voyageプログラムについてお話しました。このプログラムはGiFTが提唱する「グローバル・シチズンシップ(地球志民)プロセス」に基づいて進んでいき、『まずは、自分を知ることから始まること』、そして『プログラムへの参加がSDGs(持続可能な開発目標)の実現に深く関係していること』、『Diveristy Voyageは、GiFTと東洋生だけではなく、現地で出会う参加者や社会起業家の方々など全員で創り上げていくもの』というメッセージがありました。
そして、自分とは別のコースに参加する仲間とともに、「10期生が創る最高のDversity Voyageとは何か」を考えました。視野を広げ、仲間と協力し合うのはもちろん、経験を深めたり、本音を語り合えるという、プログラムへの期待も共有されました。
午後はコースごとに分れて、9日間を共にする仲間と、互いを知り、どのようなチームになっていきたいかのチームビルディングを実施しました。現地に同行するGiFT ダイバーシティ・ファシリテーターが各コースをファシリテートし、コースごとに様々な物語がスタートしました。
Diversity Voyageの事前研修には、過去のプログラム参加者も運営として関わり、新たな参加者たちの学びの場を支えています。第1期からバトンがつながれ、ついに始まった10期。セブコース(2月17日〜25日)を皮切りに、クチンコース(2月22日〜3月2日)、バリコース(3月11日〜19日)、プノンペンコース(3月12日〜20日)が続きます。海外研修を終えた参加者が再び集まる事後研修に、皆どのような表情をして帰ってきてくれるのか楽しみです。
《事前研修参加者の声》
「今まで経験したことがないくらい濃い時間でした。自分や他人に向き合い理解を深めることができました。自分の考えを表現することの難しさと、言葉に表すことで得られる思考に気づきました。」
「SDGsという言葉を始めて聞いて、これは覚えておくと、この研修のためだけでなく、将来のためにもなると思った。」
「経歴や経験は全員違うが、『とにかく自分を変えたい』と全員考えていることが分かった。今日の事前研修に参加したことで、自分が現地でどのようにありたいか、前よりも明確な目標を持つことができた。」
「深く話してみると自分と似ているところがあったり、自分と真逆の性格だったりして、こんなに色々な個性を持っている人たちと過ごす9日間が楽しみです。」
◎社会参画型の短期海外研修「Diversity Voyage」についてはこちらをご覧ください。