Diversity Voyage10期の事後研修を行いました。

3月25日、東洋大学×GiFTのDiversity Voyage 10期の事後研修を実施しました。4カ国4コースでのプログラムが無事に終了し、この日は白山キャンパスに参加者が集合しました。

【2019年 春のDiversity Voyage開催国とテーマ】

開催コース テーマ
セブ
(フィリピン)
訪問する村のお母さんや子どもたちとダイアログを重ね、彼らや村全体がワクワクするOne-dayワークショップを開発
クチン
(マレーシア)
多文化共生の都市クチンのリアルを体感してグローバル・シチズンシップ (世界をよりよくする志)を体現する食事を創作する
バリ
(インドネシア)
アースカンパニーの支援を卒業したブミ・セハット助産院が、持続的に経済的な自立を果たすためのソーシャル・ビジネスプランを考え、ギフトする
プノンペン
(カンボジア)
教育イベントを実際に企画、運営し、カンボジアにスポーツの価値を広める

現地プログラムで濃い時間を共に過ごした仲間と再会した参加者たちの雰囲気は、2ヶ月前の事前研修とは異なり、研修が始まる前から交流が止まらないほど、皆安心した様子でした。

この日の午前中はコースごとに分かれ、プログラム前後の自分の変化を「グローバル・シチズンシップアセスメント」を通して数値分析しました。自己理解、主体性・自律性、他者理解、やり抜く力などの項目ごとに、自分の変化を見つめ、仲間からフィードバックをもらうことにより、成長を可視化する時間をとりました。
現地での出来事を思い出しながら、仲間からもらうコメントが自信につながったり、今後伸ばしていきたい項目を見つけ、モチベーションが上がるきっかけとなったようです。

午後は大会場に集まり、各コースでの学びの共有からスタート!

「現地の地面のぬかるみや匂いを嗅いだり、子どもや親たちのお話を聞けたりできたのが大きかった。自分はセブと日本の教育は別のものだと思っていたけれど、夢を叶える機会を与える教育は、日本でも実践できるのだと思いました。」(セブコース参加者)

「プレゼンテーションの準備をする時、グループの一人が分かっているだけではダメで、全員が分かっていないといけない。グループのメンバーから言葉をかけてもらったり、彼らと共に協力していくことで形になっていきました。SDGsやグローバル・シチズンシップは大きなことだけど、こんな自分でも世界に対して働きかけることができることを学びました。」(クチンコース参加者)

別のコースの仲間はどのような経験をし、何を感じたのか・・・。お互いのストーリーに寄り添いながら、時には真剣に、また、わくわくとしながら会話が弾みました。

  
今回の体験を未来へつなぐワークの後、VoyagerDiversity Voyage既参加者)として身近な仲間、コミュニティにGiFTできること」をテーマに、今後やってみたいプロジェクトの企画に挑戦!

「留学生との交流を通じて海外への一歩を踏み出してもらう」「プログラム中に行なったチェックイン/チェックアウト(今の気持ちの共有と振り返り)ができる場を作る」「Voyager同士がつながるウェブアプリを作る(実際にプロジェクト進行中)」など、Voyagerならではの新たなプロジェクトが生まれました!

Diversity Voyage10期はこの日で終了となりましたが、そのバトンを11期へとつないでいきます。
2019年夏(11期)は6カ国8コースでの開催!新たなVoyagerと出会えるのが楽しみです!

《Diversity Voyageに参加後の感想》

・自分がやりたいこと、達成したいことができて、それが幸せだということに気づいた。次も目標ややりたいことを探し、海外のプログラムに参加したい。

・ただの海外旅行じゃなくて、自分のことを知ったり、相手のことと知れるプログラムでした。自分ではわからなかった自分らしさを見つけることができたので、この自分らしさを大切に友達、家族、世界へ表現していきます。

・参加者気分で申し込んだvoyageだったけど、こんなに自分の意識が変わるとは思わなかった!挑戦してよかったし、やかけがえのない経験や友達をつくることができた!


Diversity Voyage11期の詳細はこちらをご覧ください。