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Diversity Voyage 11期の事後研修を行いました!

Update 2019/10/09

2019年夏の第11期は6カ国8コースでの開催となった、東洋大学×GiFTの短期海外研修「Diversity Voyage」プログラム。セブ(フィリピン・2コース)、クチン(マレーシア・2コース)、プノンペン(カンボジア)、バリ(インドネシア)、ビエンチャン(ラオス)、そしてパロ(ブータン)での9日間のプログラムには、過去最大規模の東洋大生が挑戦しました。

1日をかけて行なった事後研修では、海外プログラム中に感じたこと、経験したこと、学んだことを、仲間とともに振り返りました。

 

【2019年 夏のDiversity Voyage 開催国とテーマ】

開催コース

テーマ
クチン①
(マレーシア)

クチンの仲間と一緒に少数民族の村にホームステイする体験を通じて、人々の中に脈々と生きる多文化共生の秘密を探る

セブ①
(フィリピン)
ワクワーク・ファウンデーションが立ち上げるラーニングセンターで学ぶ対象となる子どもたちに向けて、フィリピンの子どもたちや周りの大人たちがワクワクするOne-dayワークショップを開発し、実施する
ビエンチャン(ラオス) ラオスが持つ魅力の本質を探り、持続可能な発展に貢献できるエコ・ツーリズムにつながるアイディアを提案する
パロ(ブータン) 「幸せの国」ブータンの影に潜む環境問題に向き合い、環境教育をブータンの子どもたちに届ける
バリ
(インドネシア)
アース・カンパニーによる3年間の支援が完了した今、ブミ・セハット助産院が新たな自主財源を生み出して経済的な持続可能性を実現していくためのアイディアを具現化する
セブ②
(フィリピン)

未来に向けた学びを加速させるSDGsをテーマにした教育プログラムを現地参加者と共創し、子どもたちの未来へ貢献する

プノンペン
(カンボジア)
子どもたちに「スポーツの楽しさ、価値、学び」を伝えるスポーツの教育ワークショップを現地の仲間とともに開発し、実施する
クチン②
(マレーシア)
クチンでの経験・体験に基づいた’Global Citizenship Dish’ = 世界をよりよくする一皿を現地の仲間とともに創作する。

 

午前中は、各コースに分かれて、プログラムの振り返りを行いました。海外現地の参加者のちょっとした行動が、自分が変容するきっかけになったことや、悩みながらも自分の気持ちをさらけ出したこと等、一人ひとりが自分の言葉で経験を語り合いました。

そして午後は、8コース全参加者が1つの会場に大集合!別のコースの参加者とグループを作り、自分が行ったことのない国での出来事を共有しました。コースは違えど共感する部分があったり、仲間のチャレンジを称え合ったりする姿がありました。

 

さらに、未来に向けて自分は何ができるのか。今期のプログラムに参加した仲間、そして過去の参加者(Ex-Voyagers)と一緒に、東洋大学生に向けて、どんなプロジェクトを行いたいのかについてアイディア出しを行い、次へのアクションに繋げていきます。

「SDGsを広め隊」「♯SNS大作戦」「Diversity cafe」といった、ワクワクしたアイディアに富むプロジェクト企画がたくさん出てきました。

また、この日は15名以上のEx-Voyagerたちもボランティアとして参加してくれました。プログラムが終わってもなお繋がり続け、次の世代へ想いを届ようとしてくれる彼らの姿に、11期生も勇気付けられたことと思います。

研修を終えた参加者からは、以下の振り返りがありました。

「英語が不安という気持ちから、終わってみたらまた行きたい、もっと学びたい思いに変わっていた。人前での発表が気にならなくなり、楽しいとすら思えるようになった」
「今までの人生で一番濃い経験でした」
「私たちEx-voyagersが相談会や座談会を開いて、直接このVoyageの良さを伝えたい」

この経験を次のステップにつなげるための、楽しくも深い一日でした。
「Diversity Voyage」第12期は4カ国4コースでの開催となります。12期の様子もお楽しみに。

▼東洋大学×GiFT Diversity Voyage 12期特設ページ
https://j-gift.org/toyo-dv12/

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