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女子栄養大学で辰野がオンライン講演・ワークショップを行いました。

Update 2022/05/27

先日、女子栄養大学 食文化栄養学科の116名の学生さんに向け、代表の辰野がオンライン講演とワークショップを行いました。

今回は、「自分は世界や社会とのつながりの中で、どんな風に生きたいと思っているのか?」と、自分の中にあるグローバル・シチズンシップ(世界をより良くする志)を探究していく時間でした。
食に興味関心の高い学生さんたちの、それぞれのグローバル・シチズンシップの物語は、共感するものが多く、こちらも学びをいただきました。
「人に与えてもらった分、自分も地域を支援して次世代につなげたい:福島の人との出会いで、職を通して被災地支援をしたいと考えている。」
「食べることの楽しさを伝えたい:子供の頃、ご飯を美味しく食べることができなかったけど、家族が手間暇かけて料理してくれて克服できた。」
「食品ロスの少ない世の中にしたい:バイト先で大量の食品ロスがあることを知って、捨てることにならないような取り組みを心がけている。」
など、116人分の思いはとてもパワフルなものでした。

食文化栄養学科ということで、全員が早い段階から食に対する興味や「好き」という気持ちを持っていたのだろうと想像していましたが、ひとりひとりのお話を聞いていくと、実際は、幼年期にむしろ苦手だったり、アレルギーで苦労した過去があったり、だからこそ食の楽しさを伝えたい!という思いを持つ学生さんが少なくないことが分かりました。そんないろんな物語があっての「今」という瞬間をご一緒できることが嬉しく感じました。

学生の皆様、関係者の皆様、今年もありがとうございました。

 

◉参加した学生からの感想コメント
自分のターニングポイントを改めて理解し、どうして食について勉強したいと思ったか、自分を客観視することができました。グローバル・シチズンシップについての理解も深められ、誰かが世界をよくするのではなく、自分が良くしていくという考えが大切であると学びました。

ワークシートでは、世界に対してこうしたいという信念を書いたが、こんなに些細なことでもグローバルシチズンシップを持っていることになるのが驚きだった。そして、私の考えたことで世界がより良くなるかもしれないというのは嬉しく思った。

私たちZ世代は高校の授業などでもSDGsに触れる機会が多く、他の世代より世界問題について詳しく知っていると思います。だからこそ2030年を過ぎたとしてもそれを次世代だけでなく親世代にも伝えていく必要があると感じました。自分が社会や世界で活躍するにはやはり行動力が伴わなくてはならなく、楽な手段ではなく自らラーニングゾーンに踏み出していく勇気と経験がとても大切であることを学べました。また、自分の理想や将来を想像することで自分はどうなりたいのかがより明確になり、将来の筋道が立てやすくなることを実感しました。

自分の奥に眠っていた思いや、友達の考えを知る機会をいただけて、自分も含めみんな何かしらの思いを持っているとわかりました。ですが、みんな周りの目や後のことを気にして踏み出せていないように感じました。自分自身がそういうところがあるので、自分のことばかり心配していないで、もっと目を向けなければいけないことがあると思いました。辰野先生がおばあさんに怒られて気づかれたように、自分がこれからの日本を作っていく、変えていく立場にあるということに気づく時間でした。大きなことをやろうとしなくても良くて、日常生活でのまあいっかや、他人に任せていた部分を無くしていくことから始めていけたらと思います。

様々なきっかけが世界を広げることに繋がるということを学んだ。また自分の考えを人に伝えることで、自分が思ってる以上に自分のことを知らないなと思った。今まで自分の中で何かが大きく変わったきっかけはあまりないと思っていたし今もあまりきっかけを感じることは出来ていないけど、今回の授業を通して自分が世界に興味があることを知ったので、これを機に色んなことに挑戦しようと思った。

辰野先生のお話から、自分自身が続けて欲しい、残して欲しい、と思ったものを人事のように捉えるのでは無く、自分自身が続けさせる、残す努力をする事が大切であると学びました。今回のお話を聞いて、現在コロナ禍で、カフェやレストランなど様々な飲食業界の方々は経営が苦しい状況の中で、工夫している様子がよくテレビで見受けられますが、お店の工夫している点やアピール出来る点などの情報を発信することは、飲食店の生き残りに貢献できるような、続けさせる為の手助けできるような人材になる事にも繋がると思いました。私は将来、メディアを通して何かしらの形で食を発信する職業に就きたいと考えているので様々な飲食店を残すため、食の良さについて発信できるようになる為にも大学生活の中で技術や知識を沢山身につけていきたいと改めて思いました。

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