官民協働の国家プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN【高校生コース】」7期生の事後研修をGiFTが担当しています。
事後研修は、コロナ禍のこの夏に海外留学を果たした高校生たちが日本全国から集まり、自らの留学体験を言語化し、仲間との出会いのなかで学び合いを行う場です。
秋季はこれまで実施した東京、大阪会場での研修を皮切りに、今後も全国の会場で事後研修開催が予定されています。
自身の留学体験を振り返るだけでなく、互いにそれを共有することで発見した新しい視点は
「ある国について固定観念があったけど、仲間からの体験を聞くことで違った側面も知れて、他の国にも留学に行ってみたくなった。」
「いかに自分が前に進んでいるか、って人によって違う。ある面では自分を褒めたいし、もう少しできたかなって部分も見えてきた。」
「初めて自分の留学を客観視できた。留学中は自分のことで必死だったけど、いま人に話すことで、自分は現地で周りにたくさんサポートしてもらっていたんだなぁって気がついて感謝したい気持ちになった。」
など様々な声となり全体に届けられました。
研修中に行う「留学機運」を高めるためのアイディアを共創するポスターセッションでは、その日に初めて出会った仲間と繋がり、短い時間のなかで懸命に協働している様子が印象的でした。
高校生で世界に飛び出した彼らだからこそ発信できる、体験に基づくメッセージはとてもパワフルで、今後のエヴァンジェリスト(伝道師)活動として、どう周りに伝えられていくのか、楽しみなものばかりでした。
毎回の研修には過去にトビタテで留学をした先輩たちがサポーターとして帰ってきて、今回も一緒に温かく場づくりをしてくれました。
これから続く全国での研修も、トビタテ高校生たちと再会し、どんな声が聞こえてくるのか楽しみです。