今年もGiFTが担当させていただいている神奈川大学の国際教育寮「栗田谷アカデメイア」の寮内教育プログラム『KURI-PRO』。12月8日（金）の夜は今年度の最終回として、後学期の学生生活を振り返り、寮の未来に向けて栗田谷アカデメイアの魅力を言語化する時間になりました。
前半は、ダイバーシティ・ダイアローグを通してこの半年間で何があったのか、自分の気持ちにはどんなアップダウンがあったのかをゆっくりと振り返りました。参加者の多くが、寮での生活以外にも忙しくしていて、後学期があっという間だったと感じていたり、プライベートも含めて充実していて楽しかったと気づくことのできるワークショップとなりました。
後半は、自分たちのホームであった栗田谷アカデメイアの魅力、一番好きなところ、感謝していることなどを付箋を使って自由に書き出すワークを行い、改めて自分たちが暮らしてきた場所についてとらえ直す時間をとりました。
自分たちが見つけた栗田谷アカデメイアの魅力は、全員で円になり、声に出しながら共有をしました。自分では気づかなかったところが全体共有で魅力として出てきたり、RA（レジデント・アシスタント）の存在が寮にとって大きいと改めて感じたり、単なる住環境ではない、国際寮としてみんなでつくる環境の大切さ、栗田谷アカデメイアが持つ可能性について考える機会となりました。
参加者は、振り返りの時間や、一度立ち止まってみることの価値に気づいている寮生が多かったです。
あたりまえだけど、人それぞれ寮の好きなところが違った。自分のあたりまえだと思っていたことを留学生が挙げていて面白かったし、気付かされた。
後学期の振り返りをして学生生活を送れることは本当にありがたいことなのだなと思った。
GiFTとして2023年度に実施するKURI-PROはこれで終了になります。
栗田谷アカデメイアのコンセプトである「街のように住む国際寮」は、そこで生活している寮生たちが体現しているものなんだと強く感じました。これからも国際寮という環境での生活を、多くのことを学ぶ機会にしてもらえたらとても嬉しいです。
2023年度1回目の研修の様子はこちらをチェック！