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大分上野丘高校のグローバルスタディ(GS:探究学習)で講演をしました。

Update 2024/07/03

大分上野丘高校では、「世界中どこでも起きうる問題に対して、世界中どこで議論しても通じる手段を用いて、多くの人が納得する解決案を考え抜く活動」を目的として、1年生から3年生の全生徒が、世界と自分と関わりや、社会・世界のウェルビーイングの達成に向けて活動していきます。

今回はGiFT理事/調査・研究統括の木村が伺い、【自分の未来を探究する】をテーマに講演を行いました。探究に向けたマインドセット作りとして、全校生徒1000人程に向けて実施されました。

なぜ探究をやるのか、その意味づけや自分の未来との関連付けがされないまま学んでいても効果は高まりません。改めて、探究が自分の未来のビジョンとどう繋がっているのかのイメージを明確にすることで学ぶ意義づけをするため、アクティビティを交えて講演しました。

自分のやりたいことや進路は「なんとなく」「普通こんな感じに進むから」決めていませんか?

という問いかけから、「皆はあと70年くらいある人生の中でもっと体験できることがある」こと。だからこそ「視点や思考の幅を広げながら自分の未来を探究していく必要があるのだ」と、お話をしました。 

参加者の声

失敗の経験を聞かれた際に何も思い浮かばなかった。それはそもそも挑戦をしていないから失敗も少ないからなのではないかと感じた。何かを恐れてやらないよりは、少しでも可能性を求めて行動して見ることが大切だと思いました。

私は将来の夢も大学もある程度決まっていたのでその大学に合格できればいいと思っていましたが、『あなたは大学に求められる存在ですか?』という言葉を聞いて自分まだまだだと思った。近道をしようと思って高校も大学も選んでいたので、『回り道に人生のイノベーションがある』という言葉にハッとしました。倫理的責任を持つ、緊張とジレンマの仲裁、新たな価値を生み出すなどの話も印象に残っています。

私は、正直テストの成績は良くないし、勉強以外でもこれといった特技が何もなく、今まで進学はいけるところに行けたらいいかなくらいに考えていました。しかし、木村さんのお話の中で、『あなたは大学に必要とされる人物か?』『自分は何を学び、どんな人物になりたいのか?』ということを考えることが大切とおっしゃっていて、今までの自分の受け身で人任せな考え方に気付かされました。


GiFTでは「グローバル・シチズンシップ」「グローバル教育」「探究学習」などをテーマに、全国で講演・ワークショップを行っています。

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