IATSS フォーラム(三重県鈴鹿市)にてダイバーシティ・ファシリテーション講座を実施しました。

第62回目を迎えるIATSSフォーラムにおいて、GiFTダイバーシティ・ファシリテーター/グローバル教育プロデューサーの木村が、ファシリテーション講座を担当しました。

2日間の講座では、GiFTが大事にしている「グローバル・シチズンシップ(地球志民)プロセス」に基づいたワークを通じて、自分自身と繋がる、そして仲間と繋がるプロセスを大事にしながら、自分にとってリーダー、リーダーシップとは何か、どんなファシリテーターでありたいか、そしてどんなスキルや考え方が自分にとって大事かなど、実戦と対話を重ねていきました。

研修生の平均年齢は約30歳。まさにミッドキャリアの時期にある彼らにとって、これまでの自分の人生、キャリアを振り返りながら、「学びほぐし」のプロセスに挑戦し、お互いから学び、そしてこれからどんな自分でありたいかに真摯に向き合う姿が非常に印象的な2日間でした。

<研修生の言葉>
・お互いの本当の「色」を知ることができた。
・今まで、「結果」ばかり気になっていたけれど、人生の目的を見失っていたことに気づいた。
・物事の過程を楽しむということに気づいた。
・自分の本当の気持ちを共有したことで、自分はほかの人に対してどのように気遣いができるか、それを考えるきっかけになった。
・学びほぐしの中で、自分自身のことを知ることができた。
・自分の考え方(プロセス)を再構築することができた。
・人が話すことに対して真摯に耳を傾ける、ということをあらためて体験することができた。
・人との関係って、表面的に繋がれるのは30%、気持ちや感情でのつながりが70パーセントをしめると思った。
・この研修生の仲間は良いチームだと思える。これからが楽しみ。

▼研修生によるレポートはこちら (Facebook)に公開されています。


<IATSSフォーラムとは>
本田宗一郎氏とマレーシアのマハティール首相との出会いがきっかけとなり、東南アジア地域の将来の発展に寄与する人材の育成を目的として、1985年に設立されました。
アジア10カ国から20代半ばから30代半ばのヤングプロフェッショナル20名を研修生として三重県鈴鹿市に招へいし、55日間にわたり寝食共にしながら、”Thinking and Learning Together (共に考え共に学ぶ)”をモットーにアジアと日本の課題に取り組むプログラムです。

▼IATSSフォーラム ウェブサイト
https://www.iatssforum.jp