GiFTが受託している、令和2年度 文部科学省「新時代の教育のための国際協働プログラム」事業の教員交流研修(国内コース)の第3回目と第4回目をオンラインにて開催しました。
第2回目のレポートはこちら
第3回目は、参加者の所属校から、2校の取り組みをスライドや動画で発表いただき、その後小グループに分かれ、全参加者が取り組みを共有し合いました。その上で、それぞれが未来にありたい姿、あってほしい姿から、各所属先で何ができるかを考え、ビジョンを描くワークを行いました。
第4回目では、まずGiFTダイバーシティ・ファシリテーター / 調査・研究統括の木村大輔より学習デザインについてのお話をさせていただきました。その後、前回考えたビジョンから学習活動につなげる個人ワークの時間を取り、その後小グループでの対話の中で考えを膨らませながら、学習テーマや方法をシートにまとめていきました。ワークシートを個人で書いてから話し合うグループ、話し合いに焦点を当てるグループ、質問と回答を繰り返しながらアイディアがまとまっていくグループなど、さまざまな方法で豊かな意見交換が行われました。
最後の振り返りでは、「誰かと一緒にブレインストーミングをしながら創ることの力を感じた。」「グループ以外の方がどんなものをつくっているかを見るのも楽しみ。」「いろんな立場や校種の方と対話したことで、自分の立場でできること、やるべきことを改めて考えさせられた。」などの感想を聞くことができました。
今後それぞれの学習活動を練り、第5回目研修は2021年2月の開催を予定しています。
また2021年1月には、同プログラムの海外コースとして、3カ国の教員交流研修を実施します。
来年のレポートにも、ぜひご注目ください。