学校法人大阪初芝学園 初芝立命館中学校・高等学校にて、2日間のEnglish Immersion Campを行いました!
中学2年生全員を対象としたこのプログラムをご一緒させていただくのは、今回で6度目です。
今回のミッションは「2030年に住みたい理想の世界」について想像(創造)し、それを英語で表現すること。多様な国籍の12名の国際ゲストのサポートのもと、生徒のみなさんは5人1チームで最終発表に向けて取り組みました。
1日目午前は、GiFTダイバーシティ・ファシリテーター木村のもと学年全員で、未来の自分の姿について想像を膨らませるワークショップを行いました。緊張がほぐれてきたタイミングでいよいよ国際ゲストと合流、アイスブレイクを混えながら交流を深めます。午後からはグループワークのため4教室に分かれて、GiFTダイバーシティ・ファシリテーターの忍、花村、猪口も加わり各教室を担当しました。ゲストの人生の物語とSDGsに関する問題意識に触れ、世界と繋がりながら「未来の理想の世界ってなんだろう」とチーム内でダイアログを重ね、発表に向けて準備を進めます。あっという間に終わりの時間はおとずれ、「What I could do/try today.」と振り返りをして初日を締め括りました。
2日目の朝は、プログラム開始前から準備を進めるチームも。発表リハーサルを通してファシリテーターと国際ゲストにアドバイスを貰いながら午後の本番に向けて発表を仕上げていきます。保護者のみなさまにも見守られ、英語での発表に緊張する生徒のみなさんでしたが、最後の練習を終えていよいよ発表です。チームのメンバーそれぞれの想いと繋がり医療、環境、貧困、教育、ジェンダーなどの幅広い問題を自分ごととして捉え「海の生き物が安心して暮らせる世界」「戦争のない平和な世界」「すべての子供が学校に行ける世界」「貧困のない世界」・・など各チーム真っ直ぐな願いをオーディエンスに届けました。発表後は、学年の先生と国際ゲストからのコメントをもらい、達成感や安堵感を浮かべる生徒のみなさんの表情が印象的でした。
発表セッションを終え、学年全員で2030年に向けた未来のステップを思い描き、いよいよ国際ゲストと過ごす最後の時間です。緊張が解けて笑顔で会話を楽しむチーム、中には別れを惜しんで涙を浮かべるチームもありました。
自分自身、チームメイト、そして国際ゲスト、それぞれの想いを英語で聞き、そして伝えることを通して、その名の通り「英語漬け」の2日間を過ごした生徒のみなさん。「今まで習ってきた英語でもコミュニケーションが取れることがわかった」や「様々な国の人と交流してみたくなった」と感想を寄せてくれました。
これからも日常のあらゆる場面で、世界と繋がる体験を楽しんでくれることを願っています!
☆生徒の皆さんのコメントはこちらから
「カタコトの英語でもジェスチャーや伝えようとする気持ちでなんとか国際学生に伝えることができたと思います。」
「英語しか話せない状況になると少しだけ話せるようになることに気づきました。」
「中々難しかったなと思いましたが、海外の方の国の文化や別の地域の色々な知識をたくさん知れて、世界が広がったと自分でも思うし、前よりも興味のあるものが格段に増えて、今回のEnglish immersion campの趣旨とは別にまた新しい物を知れる機会になってとても良かったと思います。」