「第2回松下幸之助杯スピーチコンテスト決選大会」で審査員を務めさせていただきました。
公益財団法人 松下幸之助記念志財団が主催する「第2回松下幸之助杯スピーチコンテスト決選大会」。松下幸之助塾主の志を次世代につなげ、リーダーとして、SDGsに定められた17の開発目標に取り組み、2030年の世界に向けたビジョンを描き、それを実践する青少年を応援することを目的としたコンテストです。
このスピーチコンテストの審査員として、代表の辰野がご一緒させていただきました。
ファイナリストは14名。そのスピーチは、内容だけではなくパッションも伝わるパワフルなものでした!
*優勝者は、九州工業大学大学院の山手さん。彼は、アルバイトでの気づきから、「飲食店の排水溝悪臭改善プロジェクト」をはじめ、日本だけではなく海外でも通用する仕組みを研究・開発しています。
*東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の森山さんのスピーチは、楽器の原料、オーボエの原木が準絶滅危惧種になっていて、環境破壊は美しい音色をも無くしてしまう…というもの。その中で、植樹などやプロモーションで解決していこうと活動されていて、新たな視点をいただきました。
*モンゴル族のYIさんは、日本に住むモンゴル族の子どもたちのために、母語を教える活動を始めているとのことで、これも心に響くものでした。スピーチからは、彼女の子どもたちに対する深い愛情が伝わってきました。
多種多様な一人ひとりの物語と、より良い未来に向けたビジョンとアクション。審査員として、じっくりと深く一人ひとりのお話を伺えたことに感謝の気持ちでいっぱいです!
また東京工業大学名誉教授の橋爪大三郎教授や、読売新聞東京本社 論説副委員長の佐伯聡士さんと審査をご一緒させていただき、多くの学びをいただきました。
来年のコンテストも楽しみにしています!
👉審査結果・選評等はこちら(松下政経塾HP)
https://www.mskj.or.jp/event/report/detail689.html
👉発表の様子はYouTubeでもご覧いただけます。ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=Y3FXMgCPyt8&t=1048s