【Diversity Voyage 11期】クチン②コース
東洋大学のみなさんを対象とした共創・社会参画型の短期海外研修「Diversity Voyage」第11期!この夏、6カ国8コースで開催する現地プログラムの様子をレポートしていきます。
<最終更新 9月8日>
この夏で11期目となるDiversity Voyageプログラム。バリコースが無事に帰国し、同じ成田空港からクチン②コースが出発しました!
SDGs達成に向けて活動する現地の方々のお話や、ホームステイで村の生活を通して、自分たちが思う「グローバル・シチズンシップ (世界をよりよくする志)」を体現する食事の創作にチャレンジです!
プログラム2日目、午後から現地の学生と合流しました。昼食時は緊張感が漂っていたものの、アイスブレイクで一気に盛り上がり笑顔が溢れ、みな打ち解けていきました。その後のワークショップを経て、初めは大きく広がっていた輪が少しずつ小さくなっていき、心理的な距離がどんどん縮まっていくように見えました。
しかし、英語に苦戦する学生が多く、夜のチェックアウトでは「明日はもっと英語を頑張りたい」という発言が多く聞かれました。
3日目は、ホームビジットのファミリーと合流したあと、各々街へと繰り出します。手料理を振舞ってもらったり、小さな子供のいるお家で交流したり、各々の時を過ごし戻ってきたときの表情は、疲労感漂うもののとても生き生きとしていました。
4日目からはバウ村のホストファミリーのお宅へホームステイが始まりました。村人たちや、現地の赤十字にあたる赤新月社のみなさんと、現地の食事作りを体験です。
みな恐る恐る鶏肉を捌いたり、自らできることを探しに行ったり。共同作業を通してみんなの距離が更に近づいています。
午後には、今までの体験を基に、いよいよGiFT Dayの料理アイデアの対話を深めていきました。英語、マレー語、中国語、ビダユ語、日本語が飛び交っています。
7日目のGiFT Dayは、参加者全員で、世界をよりよくする料理「グローバル・シチズンシップ・フード」を調理!ゲストの皆さんにそれぞれのグループの料理をテイスティングいただき、参加者たちはなぜ、この料理を作ったのか、その料理の価値を発表しました。
「グローバル・シチズンシップ・フード」を開発するために対話につぐ対話を重ね、お互いを理解しようと全力で自分と世界に向き合った今回のクチン②コース。現地の学生らとともにキッチンで試行錯誤を続け、多様性から新たな価値を生み出したクチンでの9日間は幕を閉じました。
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