『多様性ダイアローグ』vol.5
2014年7月9日の夜、『多様性ダイアローグ』を開催しました。
恵比寿から徒歩5分[Eiji Press Lab]という空間で毎回開催するイベントは、開始時間までカジュアルなごはんを食べてのおしゃべりから始まります。
ファシリテーターはプロの通訳者として内閣府の青少年国際交流事業や社会変革に関するワークショップ、対話の場などを中心に活動している相川千絵さん。明るくエネルギーの高まりを感じられる場をつくっていただきました。
さらに今回のスペシャルゲストに、株式会社トゥモロー代表取締役社長の天野智之さんをお招きしました。
高校から日本を飛び出し、ニュージーランドやアメリカを経験してきた天野さんが見てきた世界。
素のまま、等身大の彼の話に会場は引き込まれたり、笑いの渦になったり、彼が感じてきた世界を思いっきり伝えてくれました。
「留学時代もいろいろあったけど、まだまだ知らないことがたくさん。ダイバーシティは自分で触れ続けて、経験し続けるしかない」という言葉に世界の広さと深さを感じました。
参加者「安定はない、という言葉がとても印象に残りました」
天野さん「怖いことはもちろんあるから、自分を奮い立たせたりはしている。世界はどんどん変わっていくから変わらずにいることは「安定」にはならないと感じていて、自分もその変化を見て変化していくこと、新しいチャンスをつかむことが大切だと思っている」
『多様性ダイアローグ』の後半は、前回までと同様の基本形部分、「GiFTカーブ」シートを使って自分の物語を伝えるストーリーテリング&仲間とのダイアローグのワーク。
話すことで気づくこと、そのあとの3人でのダイアローグで見つかる新しいライフストーリー見え方など、感じることは人それぞれ。
参加者「これから先がわからない、と思っていたが、これまでも転機はいつだって予想していなかったことから始まっていたとと気がついたから、これからも大丈夫だって気づけた」
参加者「相手のストーリーを聞くことで、いろんな角度を含めて相手をよりよく、深く知れて、相手のことを好きになれる気がする」
最後はいつも通り「未来へのGiFT カード」。それぞれの70年後につながる想いを表現してもらい、チェックアウト。自分は今日感じたこと、今感じていることで何を未来に贈りたいのか、をみんなで共有しています。
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【参加者のコメント】
「歩んできた人生、これから歩む人生全て多様ですね!」
「それぞれの人生のカーブを聞くことができて、いろいろな生き方があって、その中にいろいろな想いがあって、生き方って本当に人それぞれなんだな、と思ったと同時にだからこそいろいろな人と出会うことが楽しいのだと思った。」
「自分の人生を振り返って考えてみて、好きなことが1つ見つかりました。」
「場がつくるエネルギーを感じました。前向きな人の力が社会を変える力を生み出すのだと思います。」
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