【レポート】東京都若手教員育成研修を担当しました。

9月7日、15日、17日、24日の4日間にわたり、東京都の2年次教員(高等学校・特別支援学校等)を対象とした研修において、GiFTシニアダイバーシティ・ファシリテーターの鈴木大樹が、昨年に引き続き「体罰の根絶(コーチング)」を担当しました。

今回の研修では、体罰の根絶に向けて、コーチングの考え方や問いを用いた対話を通して先生方と一緒に考えを深めていきました。

研修では、「『体罰の根絶』と聞いて、何を思い浮かべるか」「自分は『体罰』という言葉に、どのような意味を乗せているのか」といった問いを起点に、グループでの対話を実施しました。

複数回にわたるダイアローグ(対話)のワークでは、すぐには答えが出なくとも「なんだろう、これが問いか」と立ち止まり、考え続けることで、自分自身の中にある考えや前提に気づいていく参加者の姿が印象的でした。

鈴木からは、心理学的なアプローチとして「怒りの構造」を紹介し、子どもたちとの関わりを考えるうえで大切な視点のひとつである「自分自身への問いかけ」について伝えたり、「承認」のスキルに関して「明日から学校でできることはどんなことがあるだろう?」と問いを交えながら講義を行いました。

「体罰をなくす」というテーマに対して、日々の関わり方やコミュニケーションを通して信頼感を醸成することの重要性についても伝えられました。

参加されたみなさんは、昨年の初年次研修でも鈴木の講義を受けているため、「昨年学んだことを思い出した」「初心に立ち返る機会になった」といった声も聞かれました。今回の研修が、それぞれの学校での子どもたちや保護者、同僚との関係性を築くためのヒントとなり、日々の実践につながるきっかけとなれば幸いです。