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東洋大学×GiFT「Diversity Voyage」6期を実施しました。

Update 2017/03/30

東洋大学の全学部生・大学院生を対象とした「東洋大学×GiFTのDiversity Voyage」。春休みの期間に9日間の海外研修に挑戦するプログラムです。プログラムは事前研修、現地でのプログラム、事後研修の3部構成となっており、海外を舞台に現地の人々と深いダイアログを行い、多様性豊かな仲間と共に価値を創り出します。 

<1/15> 事前研修@東洋大学白山キャンパス

これまでの参加者約300名を超えるDiversity Voyageコミュニティへの仲間入りを実感する時間。自らがその一員となり最高のDiversity Voyageにするために、「夢を語り合える仲間でありたい」「自分の目標も相手の目標も応援したい」「新しいことを創造したい」など、沢山の想いが共有された時間となりました。

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<2月〜3月>現地でのプログラム

6期目となる今回は、東南アジア5カ国での開催。現地にはGiFTのダイバーシティ・ファシリテーターとコーディネーターが1名ずつ同行し、現地のパートナー企業・団体のもとを訪れました。プログラムは、STORY BASED LEARNINGで互いの生き方を知ることにより、人種、宗教、文化背景の違いを超え、人と人として繋がることからスタートしました。

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 英語力不問で参加することのできるこのDiversity Voyageですが、どのコースに参加しても、現地での共通言語は英語です。プログラム中は現地の仲間とチームを組み活動するため、英語力による意思疎通の難しさや、仲間とプロジェクトを進めるCo-creation(共創)の大変さという壁にぶつかる学生も少なくありません。その中で、「英語が話せる・話せない」ではなく、「伝えようとする想い」が重要なのだということに気づいた瞬間、チームメイトとより強く、深く繋がることができた学生もいました。

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日本人同士で、また現地参加者を含んだチームメンバーと共に何度も対話を重ね、現地の人々が抱える課題に対してどのような行動を起こすのか。プログラムの最後には、自分たちの最高の成果を発表する形で現地にギフトし、現地プログラムが終了しました。

【2017年春のDiversity Voyage開催国とテーマ】

開催コース テーマ
ボルネオ島・クチン(マレーシア) ホームステイを通して現地のリアルを体感し、多文化共生実現のためのレシピを探る
ビエンチャン(ラオス) 「ラオスに来る人々を魅了する『ラオス・マジック』の本質」を探る
バリ(インドネシア) Earth Companyが支援をしているブミセハットが直面する課題を体感し、ブミセハットや妊産婦に貢献するアイデアを考える
セブ(フィリピン) 貧困街のロレガで暮らす子どもたちが毎日の生活の中に取り入れられる現地の子どものための1 Dayプログラムを考える
バンコク(タイ) ベジタブルファースト!野菜摂取量アップに向けたアイデアを考える

<3月25日>事後研修@東洋大学白山キャンパス

それぞれの国で現地でのプログラムを終えた参加者たちが、事前研修以来、約2ヶ月ぶりに集結しました。事後研修には、1期から5期の参加者であるVoyagersがボランティアで駆けつけてくれ、彼らも含めて140人近くの東洋大生が熱く語り合う場となりました。

「現地で時間を共有していない他のコースのメンバーとでも、本音を出せる場がここにはある。」「以前は辛いことがあったらすぐに逃げてしまう性格だったけれど、その想いを仲間と共有して乗り越えることを学んだ。」「何事も、あって当たり前だと思わないことから、感謝が生まれることに気がついた。」など、コースを超えたつながりを経て、様々な気づきや想いがメンバーから語られました。 

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