北米もしくはオセアニアに1年間留学予定の約160人の中高生を対象に、「世界で活躍する社会人とのダイアログ」のテーマで、パネルディスカッションとロールモデルカフェ(ゲストの生き様を伺う時間)を開催しました。
前半のパネルディスカッションでは、代表辰野がモデレーターを務め、外国籍の方々と日本企業を繋ぐ株式会社 An-Nahal を起業した品川優さん、エシカル就活で思いのある若者と企業を繋ぐAllesgoodを学生起業した勝見仁泰さん、リクルートでスタディサプリの事業開発をしながらアースカンパニーでも働く山本万優さんの3名に登壇いただきました。
「この1年で国内で50カ国くらいの人達の話を聞いて、『自分から変える!行動力』を持っている方ばかりだった。この行動力と日本の社会をどう繋ぐかを考えながら活動している。」(品川さん)
「留学を経て、失敗がしてもいい!と思えるようになった。留学先で、失敗したとき『NICE TRY!』と言われて失敗は『結果』ではなくて『プロセス』なんだと思えるようになった。」(勝見さん)
「海外との仕事を通して、ニュースで見ている世界の出来事が本当に起きていることを感じている。だからこそ、それをどう伝えていけばいいかを考えたり、何ができるか考えられるようになった。」(山本さん)
などなど、熱のこもったお話を聞かせていただく贅沢な時間となりました。
後半のロールモデルカフェでは、海外留学を経て外資系や商社、国際協力、起業、環境等、さまざまなお仕事についている10名の社会人ゲストの皆さんと、小グループに分かれて、人生の語らいをしました。
「『英語圏は大学でも行ける』という考えで、高校時代に1年、デンマーク留学されたユニークな考え方に刺激をいただきました」
「自分の人生を何ができるか、できないかで狭めず、何をやりたいかで、行動を決めていきたいと思えるようになりました」
「小さなことにもワクワクする心と、そのワクワクを追求する行動力を常に持っていたいと思いました」
「挑戦し続ける気持ちを忘れないようにしようと思いました!失敗してもNICE TRYの精神で諦めない。」
といった感想が届き、自分の人生をユニークに開拓されたゲストの方々だからこそのエンパワメントがあったのだなと、しみじみ感じました。
コロナ禍でも、ハートのあるゲストの方々のパワーと生き様・生き方が中高生へ届けられたことを実感するとともに、オンラン先でもちゃんと制服を着て真剣にご一緒してくれている中高生からも勇気をもらう、充実した時間を過ごしました。
彼らの留学が叶うことを心から祈るばかりです!