【レポート】京都市立高校グローバルリーダー育成研修「Diversity Voyage in ドイツ・ベルリン」を実施しました!
京都市教育委員会が実施する「京都市立高校グローバルリーダー育成研修」にて、GiFTは「Diversity Voyage in ドイツ・ベルリン」を通してご一緒しました。本研修には、京都市立高等学校の各校から選抜された生徒が、ベルリンの高校生とともにプログラムに参加しました。日本とドイツの高校生がともに学び、対話を重ねながら、ベルリンの文化や自然、社会に触れる一週間を過ごしました。

リジェネラティブな未来の実現&リーダーシップ
今回のテーマは「リジェネラティブな未来の実現とリーダーシップ」。「私たちが願う未来ってなんだろう?」という問いを出発点に、自然や生態系とのつながりを体感しながら、自分たちなりの「ありたい未来」を探究しました。
学びの軸となったのが、「リジェネラティブ」という考え方です。ストーリーテラーを務めたDYCLE共同代表の松坂愛友美さんは、ベルリンを拠点に循環型かつリジェネラティブな社会づくりに取り組んでいます。ただ環境を守るだけではなく、自然や生態系との関わりを通して、今あるものをより豊かな状態へとつないでいく。その営みを、参加者は実際に土に触れ、植物や生き物に出会い、食を通して自然の恵みを味わうことで、五感を通して体感していきました。


20種以上の野生の鳥が住処とするコミュニティガーデンでは、さまざまな植物や生き物が共に生きる環境を観察しました。コンポストづくりの体験では、土をふるいながら隠れていた小さな昆虫を発見するなど、普段は意識することのない生き物の存在にも目を向けました。

さらに、ベルリンの街を歩きながら、自分たちで「探究する問い」を立て、観察や対話を重ねました。目で見るだけではなく、触れる、味わう、歩く、つくる—。さまざまな感覚を使いながら、「リジェネラティブ」というテーマを自分たちなりに捉えていきました。
「私たちが望む未来」を表現
さまざまな体験の集大成として、日独センターを舞台に「TanQ Museum」というイベントを実施しました。生徒たちは、それまでの体験や対話を通して考えてきた「私たちが望む未来」を、アートや音楽、絵本、演劇、参加型のワークショップなど、それぞれの方法で表現しました。
京都とベルリンの高校生たちが、それぞれの得意なことや感じたことを持ち寄り、一つの答えにまとめるのではなく、多様な視点を生かしながら作品をつくり上げました!



日本とドイツから参加した高校生たちが、自分と向き合い、対話を重ねながら、それぞれの違いや得意なことを持ち寄って、ともに「ありたい未来」を描いた一週間。
一人ひとりの違いを一つにまとめるのではなく、それぞれの色を生かし合ったからこそ、一人では生み出せなかった作品が生まれました。その姿を目の当たりにし、「新しい未来って本当にここから生まれるんだ」ということを実感しました。そんな景色を見せてくれた高校生たちが、この経験を糧に、それぞれのありたい未来へ歩みを進めていくことを心から願っています。

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